さんだクリニック|東大阪市菱江の内科、循環器内科、小児科

お問い合わせ072-968-1239

〒578-0984
大阪府東大阪市菱江1丁目2-33

MENU
  • HOME
  • 循環器内科

循環器内科

循環器疾患とは?

高齢者のイメージ

循環器とは血液やリンパ液を体内にめぐらせる器官のこと。血管や、血管を循環させる役割を持つ心臓などを循環器系といいます。

循環器疾患には「高血圧症」などの血管の病気から、「心筋梗塞」や「狭心症」「不整脈」などの心臓の病気があります。

循環器疾患の主な原因は、血液を循環させる動脈の弾力がなくなる「動脈硬化」です。動脈硬化が起こると血流が悪くなり、栄養や酸素が体内に行き渡らず、さまざまな循環器疾患が起こります。動脈硬化は加齢に加えて、喫煙や運動不足などの日々の習慣が原因となり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が合わさって発生する傾向にあります。定期的に検診を行い、医師の指導もとで生活習慣を改善するなど、早めの対策が必要です。

循環器の主な疾患

(1)高血圧症

【症状】頭痛、めまい、たちくらみ、動悸、肩こり
血圧が高くなる症状のこと。具体的には、心臓が収縮した時の収縮期血圧(最高血圧)が140mmHg以上、心臓が拡張した時の拡張期血圧(最低血圧)90mmHg以上のことを指します。放置すると脳や心臓の疾患を引き起こします。

(2)不整脈

【症状】呼吸の乱れ、息切れ、だるさ、たちくらみ、失神
日常の心臓のリズムが乱れる症状のこと。正常な心臓のリズムは1分間に60~100回ですが、それが速くなったり遅くなったりする状態です。症状がほとんどない人がいる一方、意識がなくなり、突然死につながる重度の不整脈が起こる可能性もあります。

(3)狭心症

【症状】胸・歯・左腕・首・下顎・背中などの痛み、吐き気、呼吸の乱れ、動悸
心臓に酸素を送る冠動脈が狭くなり、心臓の筋肉の収縮に必要な血液を送りきれないため、一時的に酸素不足になって起こる症状のこと。男性に多い疾患です。最悪の場合、突然死や心停止につながります。

(4)心筋梗塞

【症状】突然の激しい胸の痛み、嘔吐などが30分以上続く
狭心症がさらに進行した状態。心臓に血液が送られず、酸素不足によって臓器細胞が壊死し、突然死や身体の麻痺につながります。放置すると心臓の筋肉が死んでしまい、機能を失ってしまいます。

(5)心臓弁膜症

【症状】疲れやすい、動悸、息切れ、夜間頻尿、むくみ
心臓の左右の心房・心室にそれぞれ血液が逆流しないためにある「弁」が正常に機能しなくなる症状のこと。弁が狭くなり血流が阻害される「狭窄症」とゆるくなって逆流が生じる「閉鎖不全症」があります。

これらの病気について気になる方は早めの検査・治療が大切です。「心電計」や「ホルター心電図」、「心エコー」で循環器系の疾患の検査も可能です。気になる症状がある方は当クリニックにお問い合わせください。

TOP